2010-07-26 ◆企業動静:鉄鋼産業 ○JFEホールディングス、JSW SteelにUS$10億出資 【ニューデリー】JFEホールディングスは10億米ドルを投じ、JSW Steelの転換社債を取得する見通しだ。 エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが22/23日、消息筋の言として報じたところによると、社債の株式への転換価格は1株1300~1500ルピーで、全て株式に転換されれば、最終的にJFEは、JSWの15%を僅かに下回る権益を手に入れることになる。社債は18ヶ月以内に株式に転換されねばならず、転換されなかった場合は、JSWはJFEに利子を支払わねばならない。またJSWが18ヶ月以内に資金の一部を返済する可能性もある。 JSWは22日、戦略投資家に自社株を売却することを検討していると発表したが、投資家の名称は明らかにしなかった。JFEスチール総務部広報室の奥村栄司氏も、関係交渉を進めていることを認めたものの、具体的なことは何も決まっていないとコメントした。 インド第3位の合金鉄メーカーJSWとJFEは昨年11月に株式の持ち合いを含む提携を結ぶことで合意、JSWは先月、JFEと、5~15%の権益売却交渉を進めていると発表していた。 ○NMDC、神戸製鋼と共同で豪州鉄鉱山権益買収も 【コルカタ】神戸製鋼はインドの国営鉱山会社National Mineral Development Corporation (NMDC)と共同で、オーストラリアのRidley鉄鉱山開発プロジェクトの支配権益をAtlas Iron社から買い取ることを検討している。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月21日伝えたところでは、Atlas Ironは、Ridleyプロジェクトの70%権益売却を計画している。 NMDC筋によると、同社はこれ以前にRidleyプロジェクトの権益取得を検討した経緯があり、買収するかしないかは価格次第と言う。 ○NMDC、ArcelorMittalとセネガル鉄鉱山の開発検討 【コルカタ】国営鉱山会社National Mineral Development Corporation (NMDC)は、ArcelorMittalと共同で西アフリカのセネガルで鉄鉱山を開発する可能性を検討しており、来月初にも方針を決める。 ビジネス・スタンダードが7月20日報じたところでは鉄鉱石7億5000万トンの埋蔵が見込まれ、当初年産量は200万トン前後と予想される。 一方、エコノミック・タイムズが7月22日伝えたところでは、ArcelorMittal South Africa(ASA)は、Kumba Iron Oreから市場価格の半値で来年鉄鉱石の納入を受けることで合意した。ASAは、2011年7月から1年間にわたり、トン当たり50米ドルで、Saldanha plantに、またトン当たり70米ドルで内陸のプラントに、鉄鉱石の供給を受けると言う。 ○Mittal/Uttam Galva、300万トン鉄鋼プラント建設 【ニューデリー】ArcelorMittalは地元パートナーUttam Galvaと、マハラシュトラ州Satardaに1万5000クロー(US$31.92億)を投じ、年産300万トンのスチール・プラントを設ける計画と見られる。 エコノミック・タイムズが7月20日伝えたところでは、消息筋は、両社が先週、Metallurgical & Engineering Consultants(MECON)に同プロジェクトの事業化調査を依頼したと語った。