2010-08-04 ◆産業動静:違法鉄鉱石輸出の取り締まり強化 ○K州、鉄鉱石の輸出禁止に続き移動も禁止 【バンガロール】国内第2の鉄鉱石産地に数えられるカルナタカ州は州内10カ所の小港からの鉄鉱石搬出を禁止したのに続き、これらの港へ鉄鉱石を輸送することも禁じた。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月30日伝えたところによると、カルナタカ州のB.S. Yeddyurappa首席大臣は7月29日記者会見し以上の消息を語った。それによると、鉱業リース権保持者は、今後最早これらの港湾に鉄鉱石を移動することを許可されない。カルナタカ州は国内で生産される年間2億2500万トンの鉄鉱石の内、4500万トンを生産、2500万~3000万トンを輸出している。州政府は違法な鉄鉱石採取と脱税を取り締まるため、小港からの輸出を禁止した。 ○中央政府、K州の鉄鉱石輸出禁止を支持 【バンガロール】Virbhadra Singh鉄鋼相は7月31日、「我々は鉄鉱石の輸出を禁止する。それができないなら制限する」と述べ、鉄鉱石の輸出を禁止したカルナタカ州政府の措置を支持した。 エコノミック・タイムズが7月31日伝えたところによると、Singh鉄鋼相はさらに「国内で付加価値をつけ、スチールを生産するために鉄鉱石を確保することを優先せねばならない」と付言した。 ヒンドゥー・ビジネス・ラインが7月30日報じたところでは、Anand Sharma商工相は、カルナタカ州の輸出禁止措置に触れ、「Pranab Mukherjee蔵相を長とする閣僚委員会が、鉱業領域の全ての問題を検討し、方針を決める」と語った。同相は、「カルナタカ州政府は許されるべきではないものを長期にわたり許してきた。これには差し押さえた100万トン近い鉄鉱石の消失が含まれる。同州には少なからぬ問題が存在する」と指摘した。 ○ゴア政府、違法な鉄鉱石輸出を摘発 【ニューデリー】ゴア州政府は、違法な鉄鉱石輸出を取り締まる方針を決めた。政府の統計によれば、過去5年間に800万トン以上の鉄鉱石がゴアから違法に輸出された。 ビジネス・スタンダードが8月2日報じたところによると、ゴアのDigambar Kamat首席大臣は、「州政府は関係する企業に輸出データを全て示すよう通知した」と語った。同相によると、この種の鉄鉱石にはロイヤルティーも課される。違法な鉄鉱石の輸出が明らかになった際は、過去の未払いのロイヤルティーの償還を完了するまで船舶の出航を禁止すると言う。