2010-09-20 ◆全政党代表団、今日ジャム&カシミール視察 【ニューデリー】P. Chidambaram内相は、全政党代表団を率いて、今年6月以来動乱状態が続いているジャム&カシミール州の現状を視察するため20日現地に赴く。 ビジネス・スタンダードとザ・ヒンドゥーが9月16/17/18日報じたところによると、Manmohan Singh首相が15日に召集したジャム&カシミール問題に関する全政党会議の決定に基づいて派遣されることになった同代表団には、ほとんど全ての政党が国会代表もしくはそれに匹敵する長老クラスの代表を参加させる方針を決めたことからも、各党の真剣な姿勢が窺える。 消息筋によると代表団は2日間にわたり争乱の震源地カシミール渓谷の他、ジャム地域を訪れ、現地の各界指導者と意見を交換する。 全政党合同会議においてシン首相は「話し合いのみが永続する平和と繁栄の道である」と訴えた。軍事特別法(AFSPA:Armed Forces Special Powers Act)の部分的解除もしくは修正に関して意見の一致は得られなかったものの、現地に代表団を派遣し、全ての階層の人々と会談、全ての隠れた意見を聴取することで合意した。 国民会議派中核グループ(CCG:Congress Core Group)は翌16日に会合し、全政党代表団の組織編成等に関して協議、Kumar Bansal国会問題担当相が全ての政党に代表1名を参加させるよう書簡を送付することを決めた。 ○Farooq氏、ソニア女史/シン首相と相次ぎ会談 【ニューデリー】ジャム・カシミール民族協議会(NC:National Conference)長老のFarooq Abdullah新・再生可能エネルギー相は16日、先ずSonia Gandhi国民会議派議長、その後Manmohan Singh首相と会談した。 ザ・ヒンドゥーが9月17日伝えたところによると、シン首相との20分間の話し合い後、首相とともに記者会見したアブドラ氏はOmar Abdullah首席大臣が辞職することはないと改めて確認した。 ソニア女史が人民民主党(PDP:People's Democratic Party)党首のMehbooba Mufti女史と電話会談したことが伝えられ、その後Mufti女史が全政党会議出席を承諾したことから、スリナガル政界トップの交替が噂されていた。 ○Omar首席大臣失政の原因:PDP党首 【ニューデリー】人民民主党(PDP:People's Democratic Party)のMehbooba Mufti党首は17日「カシミール政界の主流は大衆の信頼を失った。新連立政権の結成や首席大臣の交替により争乱を収束させることはできない。カシミールの今日の危機は決して過去3ヶ月間に生じたものではない」と語った。 ファイナンシャル・エクスプレスが18日報じたところによると、Mufti女史は、「伝統的国民会議派リーダーとは異なるタイプのOmar首席大臣が就任した際、とりわけ若者の間にある種の期待が生じた。新首席大臣は比較的政情が安定していた時期に就任、中央政界からも全面的支持を得ると言う幸運に恵まれた」と語った。しかし、首席大臣はスタートから全ての問題の処理を誤った。カシミールの外で成長し、全国民主連盟(NDA:National Democratic Alliance)政府閣僚として政界にデビューした同氏はカシミールの民衆と接する機会があまりに少なかったことが、失政の原因と見られると言う。 ○カシミール情勢巡り印パ論争再燃 【ニューデリー】7月15日のイスラマバードにおける外相級会談が破談に終わった後、インドとパキスタン両国は、講話の新たなロードマップの作成に乗り出していたが、カシミールの政情悪化に伴い両者間の修辞学的論戦が再燃した。 デカン・ヘラルドが9月17日報じたところによると、イスラマバードは17日、ニューデリーに対し、カシミール渓谷に対する大規模かつ体系的な人権侵害を即時停止するよう呼びかけた。これに対してニューデリーは「停戦ラインを越えて浸透するテロリズムが辺境民衆を苛んでいる」と応じた。 ○全べての主要都市に夜間外出禁止令