2010-09-24 ◆IOC、来年は石化ビジネス収入倍増 【ニューデリー】国営石油会社Indian Oil Corporation (IOC)は22日、次期会計年度に石油化学ビジネス収入を2倍の1万5000クロー(US$33.33億)に拡大する計画を明らかにした。 ビジネス・スタンダードとヒンドゥー・ビジネスラインが9月22/23日報じたところでは、国内最大の石油精製/マーケッティング会社IOCのB M Bansal会長は、民間企業Reliance Industries Ltd(RIL)に対抗して石油化学ビジネスの成長を加速、2011-12にポリマー市場の20%のシェアを占める計画の青写真を公表した。現在はRILがポリマー市場をリードしている。 Bansal会長によると、IOCの2009-10年度の石油化学ビジネス売り上げは約3000クロー(US$6.67億)で、2010-11年度は6000クロー(US$13.33億)、2011-12年度は1万5000クロー(US$33.33億)を見込んでいる。 IOCは目下、380万トンのポリマー市場の5%のシェアを占めているが、ハリヤナ州Panipat製油所に隣接して設けた総コスト1万4400クロー(US$32億)のナフサ・クラッカーをフル稼働させることにより、市場シェアの拡大を図る。最近稼働した同クラッカーには、台湾のTSRC Corpおよび丸紅と合弁で、インド初の年産12万トンのスチレン・ブタジエン・ラバー(SBR)製造施設を併設する。 当初グジャラート州Koyali製油所で、MTBE(methyl tertiary butly ether)やブテン1(Butene-1)等の低投資・高付加価値製品の製造を手がけていたIOCは、2004年には同製油所に隣接して灯油から直鎖アルキル・ベンゼン(LAB:linear alkyl benzene)まで製造する単一のものとしては世界最大規模の石化処理施設を設けた。さらに2006年にはPanipat製油所にパラキシレンと高純度テレフタル酸(PX/PTA)を製造する施設を増設した。 オリッサ州Paradipに建設する予定の年間原油処理能力1500万トンの新製油所にもパラキシレン、ポリプロピレン、スチレン等のフロント・エンド石油化学製品を製造するコンプレックスを併設する。 IOCは、以上の計画を通じ東南アジアのトップ・スリー石油化学プレやーに成ることを目指していると言う。 ○ONGCの2石化コンプレックス稼働 【ニューデリー】国営石油探査開発会社Oil and Natural Gas Corporation (ONGC)はグジャラート州Dahejとカルナタカ州Mangaloreに設けた2つの石油化学コンプレックスを近く稼働させる。 ビジネス・スタンダードが9月23日伝えたところによると、ONGCのR S Sharma会長は21日以上の消息を語った。Dahejコンプレックスのコストは1万9500クロー(US$43.33億)、Mangaloreコンプレックスのコストは5750クロー(US$12.78億)。 ○HPCL、Vizag石油精製/石化プロジェクトを復活 【ニューデリー】国営Hindustan Petroleum Corp Ltd(HPCL)はこれまで棚上げにして来たアンドラプラデシュ州Visakhapatnam (Vizag) における石油精製および石油化学プロジェクトを復活させる。 エコノミック・タイムズが9月23日報じたところによると、HPCLのB Mukherjee財務担当重役は23日記者会見し以上の消息を語った。HPCLは2007年当時、需要が低調だったため、当該プロジェクトを棚上ーする方針を決めた。