1995-12-21 ◆<馬>鉄鋼会社AISB、M$8億発電事業に進出 【クアラルンプル】スチール製品の製造を手掛けるクアラルンプル証取一部上場のアマルガメーテッド・インダストリアル・スチールBhd(AISB)は独立電力供給業者(IPP)スキーム下に8億Mドルの発電事業に乗り出す計画だ。 プルリス州に650MW(メガワット)の発電所を建設し、マレーシアとタイに電力を供給しようと言うもので、AISBはプルリス州イスラム基金(ヤヤサン・イスラム・プルリス)子会社のテクノロジー・トゥナガ・プルリス(TNP)から同権益を買収する模様だ。消息筋によるとTNPはマレーシアの電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)及びタイ電力公社(EGAT)に対する電力供給仮契約を手に入れており、プロジェクトの一部資金は北方成長の三角地帯協力コンセプトの下にバンコク・バンクから融資される。同権益買収価格には事業化調査費用と契約をまとめたことに対するプレミアムが含まれ、取引は現金もしくは株式のスワップを通じて行われる見通しだ。またIPPプロジェクトのパイオニア、YTLコーポレーションに同プロジェクトの20%のシェアがオファーされると言う。AISBは最近プルリス州のハミド・パワンテ前首席大臣を初めとするブミプトラ・グループにより支配権益が買収されており、このことが今回の取引に結びついたものと見られる。AISBの株価は過去1カ月間に50%以上の値上がりを見た。(BT:12/20)