2010-10-01 ◆インフラ産業成長率3.7%に鈍化 【ニューデリー】中核インフラ産業6業種の8月の成長率は3.7%と、昨年同月の6.4%、前月の4%を下回り、過去13ヶ月来最低の伸び率にとどまった。 ファイナンシャル・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが9月30日伝えたところによると、8月の部門別成長率は、原油15%(2.5%)、石油精製2.3%(3.0%)、石炭1.0%(13.3%)、電気1.0%(10.2%)、セメント1.6%(17.5%)、鉄鋼完成品7.7%(0.3%)と、石油精製、石炭、電気、セメントは昨年同期を下回る低調な伸びにとどまり、わずかに原油生産と鉄鋼完成品が堅調な伸びを見た。 アナリストらは、こうした不振の原因を、比較対象になる昨年同期が高水準だったことに伴うベイス効果(base effect)と評している。ちなみに今年7月のインフラ産業成長率はこれ以前に発表された3.9%から4%に上方修正された。 この結果、今年初5ヶ月(2010/04-08)の中核インフラ産業6業種の成長率は4.1%と、昨年同期の4.8%に及ばなかった。 KPMGのArvind Mahajan常務取締役(ED)によると、中核インフラ産業の8月の低調な伸び率は、近く発表される工業生産指数(IIP:Index of Industrial Production)の成長にはさして影響しないものと見られる。何故なら中核インフラ産業はIIPの26.7%の比重を占めるに過ぎず、大きな比重を占める製造業は引き続き堅調を維持する見通しのためと言う。