2010-10-04 ◆食品インフレ、16.44%に加速 【ニューデリー】卸売物価指数(WPI:Wholesale Price Index)を基準にした食品インフレは、今年9月18日までの1週間に、豆類、タマネギ、野菜等の値上がりを背景に、昨年同期比16.44%アップ、前週の15.46%に比べ加速した。食品インフレは8月以来連続5週間、加速したことになる。 ヒンドゥー・ビジネスライン、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、ファイナンシャル・エクスプレスが10月1日伝えたところによると、昨年同期に比べ穀物は6.11%、豆類は5.94%、米は4.05%、小麦は9.14%、ミルクは24.32%、果実は15.13%、野菜は5.87%、タマネギは1.39%。それぞれ値上がりした。しかしジャガイモは50.48%値下がりした。 多くのアナリストは良好な作柄から食品インフレは沈静するものと予想していた。しかし一部の地域における豪雨と洪水の被害に伴う必需食品の一時的供給途絶が値上がりを招いた。Pranab Mukherjee蔵相は、雨期が峠を越える頃には、インフレが沈静化すると予想した。 一次産品価格指数は昨年同期比18.31%アップ、前週の16.80%に比べ加速した。前週との比較では、一次産品価格指数は1.2%アップ、このうち食品価格指数は前週に比べ0.8%上昇した。これは主に、木豆(arhar)、果実、野菜、豚肉が各3%、大麦、インド産モロコシ(jowar)、緑豆(gram)、メイズが各2%、海水魚、レンズ豆(masur)、ミルクが各1%値上がりしたため。しかし淡水魚、米、調味料、香辛料は各1%値下がりした。 非食品価格指数は前週に比べ3.6%上昇した。これは主に原綿が20%、トウゴマ(castor seed)が8%、原料絹、ココヤシ繊維が各4%、メスタ(mesta:麻の一種)が3%、コプラが2%、ゴマ(gingelly seed)、タバコが各1%値上がりしたため。しかしひまわりは8%値下がりした。 燃料価格指数は、昨年同期比10.73%アップしたが、前週の11.48%に比べ鈍化した。 ○消費者物価指数9.88%に鈍化 【ニューデリー】工業労働者(IW:industrial workers)を対象にした消費者物価指数(CPI-IW)は8月に昨年同月比9.88%アップした。 ビジネス・スタンダードが10月1日報じたところによると、しかし前月の上昇率11.28%を下回った。これは一部の食品が値下がりしたため。