2010-11-23 ◆食品インフレ、10.3%に鈍化 【ニューデリー】卸売物価指数(WPI:Wholesale Price Index)を基準にした食品インフレーションは11月6日までの1週間に10.3%と、前週の12.3%を大きく下回り、5週間連続鈍化、過去12ヶ月来の最低を記録した。これは主に比較の対象になる昨年同期のインフレ率が13.99%に達していたことに伴うベイス効果(base effect)によるもので、豆類、穀類、野菜等、主要品目の供給改善も寄与した。 デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネスライン、ザ・ヒンドゥー、ファイナンシャル・エクスプレスが11月18/19日、商工省発表の暫定統計数字を引用し報じたところによると、一次産品価格指数は180.6と、昨年同期比13.30%アップしたが、前週の14.87%から鈍化した。一次産品価格指数そのものも前週の180.8に比べ0.1%下降した。 中でも食品価格指数は178.8と前週の179.8に比べ0.6%下降した。これは主に前週に比べ淡水魚が7%、ウラド(urad:豆の一種)が3%、インド産モロコシ(jowar)が2%、ミルク/トウジンヒエ(bajra)/木豆(arhar)が各1%、値下がりしたため。しかし鶏肉は2%、ムング(moong:豆の一種)は1%値上がりした。 非食品価格指数は前週の161.7から164.1に1.5%アップした。これは主にマリゴールド(marigold)が33%、バラが18%、飼料が10%、ジャスミン/ ニガー種子(niger seed)が各6%、生糸が4%、生ゴムが3%、値上がりしたため。しかし未加工ジュートは8%、ヒマワリは3%、ラッカセイ子実(groundnut seed)/亜麻仁は各2%、コプラは1%、それぞれ値下がりした。 燃料/電力指数は前週の148.3から148.5に0.1%アップした。これは主に軽油(light diesel oil)が3%、瀝青/航空タービン燃料油(ATF:Aviation turbine fuel)が各1%値上がりしたため。とは言え燃料/電力指数の年間上昇率は、いわゆるベイス効果で、前週の10.67%から10.57%に鈍化した。