2010-12-08 ◆鉄鋼大手、小売り網拡張 【ムンバイ】国内経済の復調を背景にインフラ開発が加速する中、大手鉄鋼メーカーは小売り網を拡張し、こうした潮流の最大の恩恵享受を図っている。 エコノミック・タイムズとデカン・ヘラルドが12月5日報じたところによると、Essar Steel、Ispat Industries、JSW Steel等は、向こう2年間に小売り販売が少なくとも30~35%拡大するものと予想している。 JSW SteelのSharad Mahendra副社長は、「現在小売り売上げは、年間売上げ全体の約17%を占めているが、今後2年間に同シェアは少なくとも25~30%に拡大する」と予想した。JSW Steelは、『JSW Shoppe』チェーンを現在の218店から2011年3月末までに350店に増やす計画だ。 ○カルナタカ州、キャプティブ鉄鉱山を近く割当 【バンガロール】カルナタカ州政府は、新鉱業政策(new mining policy)の下、約1000社の鉄鉱山リース申請の審査を完了した。このためArcelorMittal/Posco/Tata Metaliks/JSW Steel/Bhushan Steel等の大手鉄鋼会社や国営鉱山会社2社National Mineral Development Corporation (NMDC)及びKudremukh Iron Ore Company Ltd (KIOCL)は間もなく同州Bellary地区のキャプティブ鉄鉱山を割り当てられる見通しだ。 ビジネス・スタンダードが12月3日伝えたところによると、カルナタカ州政府鉱業/小規模企業/繊維部のB S Ramaprasad次長は、このほど同紙に以上の消息を語った。それによると、州政府は、新鉱業政策に基づきBellary県の鉄鉱山ベルトに位置するRamanadurga及びKumaraswamy丘陵の鉱業区2ブロックを割り当てる方針を決め、1000件以上の申請全てのヒヤリングを完了した。州政府は1ヶ月以内に選考を通過した申請者のリストを中央政府に送付し、承認を求めると言う。 ○NMDC、チャッティースガル州に鉄鉱石追加供給 【コルカタ】国営鉱山会社National Mineral Development Corporation (NMDC)は6日から毎日3列車、合計約1万2000トンの鉄鉱石をチャッティースガル州に出荷し、同州の小規模製鉄所の需要に応じる。 ヒンドゥー・ビジネスラインが12月3日報じたところによると、NMDCのRana Som会長兼MDは同紙に以上の方針を明らかにした。それによると、こうした措置は、同州のRaman Singh首席大臣の要請に基づくもの。 チャッティースガル海綿鉄製造業者協会(CSMA:Chhattisgarh Sponge Manufacturers Association)とチャッティースガル小規模製鉄所協会(CMSPA:Chhattisgarh Mini Steel Plants Association)は最近、Singh首席大臣に窮状を訴えた。CSMAとCMSPA傘下の製鉄所110社は年間1000万トンの鉄鉱石を必要としており、これまで70%をオリッサ州Keonjhar県の小規模民間鉱山会社から、残りをNMDCから購入して来た。しかしオリッサ州政府が最近違法鉱山の取り締まりに乗り出したことから、鉄鉱石の供給が逼迫、価格も上昇していたB ○年初7ヶ月の鉄鉱石輸出12.74%減少 【コルカタ】インドが今会計年度当初7ヶ月間(2010/4-10)に輸出した鉄鉱石は4643万トンと、前年同期の5320万トンに比べ12.74%減少した。 ヒンドゥー・ビジネスラインが12月3日伝えたところによると、同期間にはMormugao/Panjimを除くほとんど全ての主要港からの鉄鉱石輸出が減少した。しかし対照的に小規模港からの輸出は増加した。Mormugao/Panjim両港からの同期の輸出は2070万トンと、前年同期の1827万トンに比べ13.7%増加した。