2010-12-08 ◆食品インフレ8.60%、終に一桁台に 【ニューデリー】卸売物価指数(WPI:Wholesale Price Index)をベースにした食品インフレ(food inflation)は、米、小麦、穀類等の必需食品の供給が増加し、値下がりする中、18ヶ月ぶりに一桁台に沈静、11月20日までの1週間に過去19ヶ月来最低の8.60%をマークした。 ファイナンシャル・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ヒンドゥー・ビジネスライン、ザ・ヒンドゥーが12月3日伝えたところによると、食品インフレは、比較の対象になる昨年同期の価格が既に高水準に達していたことに伴うベイス効果(base effect)に加え、雨期の降雨量が平年並みで、豊富なカリフ(kharif:初冬収穫作物)作物が市場に供給されたことから、7週間連続して鈍化した。食品インフレは前週には10.15%、昨年同期は18.71%を記録していた。 食品/非食品/鉱物を含む一次産品価格指数の上昇率は前週の13.38%から12.72%に、燃料インフレも同10.57%から9.99%に、それぞれ鈍化した。 2010年6月半ばに22.93%のピークに達した食品インフレが一桁台に戻るのは、2009年6月以来のこと。これにより、ヘッドライン・インフレーション(headline inflation:総合インフレ率)も向こう数ヶ月間に一層沈静するものと予想される。 信用格付け会社Credit Rating Information Services of India Ltd(CRISIL)のDharmakirti Joshi主任エコノミストは、食品インフレの鈍化は、予想されたことであり、中央銀行の金利政策には影響を及ぼさないだろうとコメントした。