2011-01-23 ◆日印民生用核協力交渉最終段階に:鳩山前首相 【ニューデリー】このほどインドを訪れ、Manmohan Singh首相とも会談した鳩山由紀夫前首相は17日記者会見し、「インドと日本の民生用核協力協定交渉は最終段階にある」と語った。 ザ・ヒンドゥーが1月18日伝えたところによると、鳩山氏は、インドの原子力発電事業に対する日本の全面的協力の姿勢を表明する一方、唯一の被爆国日本の国民的心情を理解し、自主的な核実験停止の約束を維持するよう求めた。 ○ウラニウム供給問題が外相訪豪のトップ・アジェンダ 【ニューデリー】SM Krishna外相は17日から2日間オーストラリアを訪問したが、ウラニウムの供給問題と自由貿易地域協定の協議が、同相訪豪のトップ・アジェンダだったとされる。 ファイナンシャル・エクスプレスが1月18日、外務省高官の言として報じたところによると、クリシュナ外相はオーストラリアのKevin Rudd外相と会談し、幅広い問題を協議するとともに、できればJulia Gillard首相とも話し合いを行う。オーストラリア訪問の目的は二国間関係の拡大であり、これには東アジア共同体の拡張とアジア太平洋経済共同体への参加問題の協議が含まれる。また自由貿易協定の締結問題も話し合われると言う。 ○Jaitapur原発プロジェクト、反対運動の中で着工 【ムンバイ】Nuclear Power Corporation of India Ltd(NPCIL)は、住民の反対運動が続く中、マハラシュトラ州Ratnagiri県Jaitapurに原子力発電所を建設するための初歩的工事に着手した。 ヒンドゥー・ビジネスラインが1月17日伝えたところによると、NPCILのC.B. Jainプロジェクト担当部長は同紙に以上の消息を語った。それによると、NPCILは原発建設現場を囲う全長3キロのフェンスの建設に着手した。また建設地の地下30~100メートルの土壌サンプルの採取も進めている。この種のデータは基礎工事に欠かせない。 NPCILはこれまでに約938haの土地の買収を完了した。NPCILは、建設用地の67%を占める荒れ地については、地主に1ha当たり5万3000~10万5000ルピーを、26%を占める非耕作地には1ha当たり12万~42万2000ルピーを、耕作地には1ha当たり18万~63万4000ルピーを、それぞれオファーした。しかし2335世帯の農民のうち、僅かに100世帯が小切手を受け取ったにとどまり、残りの住民はNPCILと州政府の次の出方を観望していると言う。