2011-02-02 ◆食品インフレ、再度加速 【ニューデリー】卸売物価指数(WPI:Wholesale Price Index)をベースにした食品インフレは2週間連続して鈍化傾向を見せた後、1月15日までの1週間には前週の15.52%から15.57%に僅かながら再び加速した。 デカン・ヘラルド、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが1月27/28日報じたところによると、比較の対象になる昨年同期も20%を超えるインフレが記録されていたため、本来なら鈍化すべきところを却って加速したことから、現状の深刻さが窺える。 野菜の価格は昨年同期比67.07%、中でもタマネギは同111.58%、果実は同16.40%、ミルクは同12.44%、卵/肉/魚は同13.58%、穀物は同0.53%、中でも米は同2.79%、それぞれ上昇した。しかし小麦の価格は昨年同期比-5.75%、豆類は同-14.07%、それぞれ下降した。 非食品カテゴリーでも繊維価格は昨年同期比47.23%、鉱物は同19.52%、それぞれ上昇した。燃料/電気価格は昨年同期比10.87%上昇した。一次産品価格指数(食品を含む)は昨年同期比17.26%アップ、前週の17.03%に比べやはり加速した。 ○インドMNCの海外収入急成長 【ニューデリー】国内における様々な阻害要因から、製造拠点を海外に移転する企業が増加、また地元企業による海外における企業買収が加速する中、地元多国籍企業(MNC:multinational companies)の海外所得が急増している。 ファイナンシャル・エクスプレスが1月28日伝えたところによると、Tata Steelの総収入10万2393クロー(US$227.52億)に占める海外収入の比率は73.5%、Tata Motorsのそれは59.2%、Hindalcoは同70.1%、Bharat Forgeは同65.6%、Sun Pharmaは同52.6%、Dr Reddy'sは同82.7%となっている。 ○インド、アジアの過剰規制国家トップに:PERC 【シンガポール】香港拠点のPolitical and Economic Risk Consultancy Ltd(PERC)がまとめた『世界の過剰規制国家(over-regulated countries in the world)』番付においてインドがアジア諸国のトップの座を占めた。 デカン・ヘラルドとファイナンシャル・エクスプレスが1月26日報じたところによると、同調査では米国のビジネスマンが米国に対して行った評価がベンチマークとされ、規制の度合いが10点満点で評価されている。アジア諸国の中ではインドが9.16で最高、中国がこれに続き9.04、日本は3.28。ベストは香港の0.98で、シンガポールが1.08がこれに続く。ちなみに米国は1.51。