2011-02-24 ◆マレーシアと包括的経済協力協定に調印 【ニューデリー】インドは18日、日本に続きマレーシアと包括的経済協力協定(CECA:comprehensive economic cooperation agreement)を結んだ。これにより、東アジアおよび東南アジア諸国との経済連携を強化するインドのルックイースト政策が一層鮮明になった。 エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルド、ファイナンシャル・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月18/19日伝えたところによると、インドのAnand Sharma商工相とマレーシアのMustapa Mohamed商工相は、マレーシアのNajib Tun Razak首相の立ち会いの下、クアラルンプル南部のPutrajayaで関係文書に調印した。 インドとマレーシアのCECAは今年7月1日に発効する。これにより昨年1月に発効したインドと東南アジア諸国連合(ASEAN)の自由貿易協定(FTA)が深化され、両国の往復貿易額は現在の90億米ドルから2015年までに150億米ドルに拡大するものと見られる。 CECAには、貿易関税の減免やキー・サービス領域の規制緩和の他、投資の拡大と人的移動の自由化も含まれる。インドは、ソフトウェア・エンジニアや医師等の専門職人材のマレーシア市場へのアクセスが容易になるため、サービス領域における収穫に期待している。マレーシアから輸入されるパーム油や果実、合成繊維に対する関税も最終的に撤廃される。 インド商工省筋によると、インドはこれ以前にシンガポールとCECAを締結しており、インドネシアとタイとの間でも同様の協定交渉が進められている。これの交渉が妥結するならインドのサービス産業は、域内のほとんど全ての主要国市場にアクセスできるようになる。