2011-03-05 ◆インド/ASEAN、CEPA交渉年内妥結目指す 【ニューデリー】インドと東南アジア諸国連合(ASEAN)は、2011年末までに包括的経済連携協定(CEPA:Comprehensive Economic Partnership Agreement)交渉の妥結を目指す。 両者はすでに商品取引に関する自由貿易協定(FTA:free trade arrangement)を結んでおり、目下、同協定をサービスと投資領域にまで拡大する交渉を進めている。 デカン・ヘラルド、エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、ファイナンシャル・エクスプレスが3月2/3日伝えたところによると、商工省とインド商工会議所連盟(FICCI:Federation of Indian Chambers of Commerce and Industry)が2日、共催した初の『インドASEANビジネスフェア&コンクラーベ』開幕式の席上、Anand Sharma商工相は以上の消息を語った。会議にはASEAN10カ国の貿易相が出席した。コンクラーベの会期は5日。 シャルマ商工相によると、インドとASEAN間の往復貿易額は昨年1月に発効したFTAの下、2012年末までに2010年の500億米ドルから700億米ドルに40%の成長する見通しだ。これにサービスと投資が加われば、両者のパートナーシップは飛躍的に発展する。インドは港湾や鉄道等のインフラ開発だけで向こう5年間に1兆米ドルの投資を必要としている。 ○FTAでASEAN側が受ける恩恵大:デロイテ 【ニューデリー】インドと東南アジア諸国連合(ASEAN)が締結した自由貿易協定(FTA)の下、インドの繊維産業や製薬産業等は競争的優位に立つことができるが、総じてFTAから受ける恩恵はインドよりASEAN側が大きい。 エコノミック・タイムズが3月2日報じたところによると、国際コンサルタント会社DeloitteのShanto Ghosh部長はPTI通信に以上の見通しを語った。同氏によると、2010年の往復貿易額は503億3000万米ドルで、ASEAN諸国の輸出が278億米ドルと、すでにASEAN側の黒字になっている。とは言えインド側も長期的には差し引きプランスの恩恵を享受できると言う。 ○印欧自由貿易交渉再開 【ブリュッセル】インドと欧州連合(EU)は野心的な自由貿易協定(FTA:free trade agreement)の調印に向け、EU本部が存在す驛uリュッセルにおいて首席代表間の協議を開始した。 ビジネス・スタンダードが3月2日報じたところによると、欧州委員会貿易総局のJohn Clancy広報主任は同紙に以上の消息を語った。それによると、両者はすでに貿易品目の90%の関税を最終的に撤廃することで合意しており、協議の主要課題は同比率をさらに高めること。インドは95%のインド産品に対する関税を撤廃するよう要求、EU側は98%の輸出品目に対する関税の撤廃を求めている。