1996-01-06 ◆<馬>ランドマークス、ソー氏企業王国の王冠に 【クアラルンプル】ランドマークスBhdの支配権益を巡る法廷闘争はコングロマリットの形成を目指すソー・チーウェン氏の計画の一環で、同氏は当初ランドマークスの過小評価された不動産を利用してKFCホールディングズBhdの権益取得等を計画しいたと言う。 消息筋によれば、スグイ・ワン・プラザやパークロイヤル・ホテルを初めとするランドマークスの主要資産は9億Mドルと見込まれ、仮に売却すれば、借入金を返済後、依然として6億Mドルのキャッシュが残る。KFC権益買収計画が成功していれば、ソー氏の企業王国はインフラストラクチャー、建設、ホテル/リゾート、食品/サービス・アームを備え、年間1億Mドルの収入をもたらすKFCホールディングズは、成長の原動力になるはずだった。ソー氏はダト・サリ・ユソ、ジョージ・ティン両氏からKFCのシェアを購入するはずだったが、ランドマークスを通じて調達し得る資金が当初予想したほどではないことが明らかとなり、買収計画は延期された。ランドマークスは軽便鉄道(LRT)や独立電力供給業者(IPP)プロジェクトに充当するため銀行シンジケートから4億Mドルを借り入れており、同資金の一部は既に使用されている。KFCの権益買収が不首尾に終わったことから、ソー氏はランドマークスを主要な国際ホテル・チェーンに転換することを計画、200チェーン程度のホテルを管理し、内20~30店を所有するような中規模ホテルの権益買収を目指しているようだ。とは言え、ソー氏は一連の企業権益買収後、傘下企業の整頓を必要としており、その中心となるのが目下進行中のランドマークスを巡る法廷訴訟という。(MBT:1/5)