1996-01-12 ◆<馬>M$4.25億直接投資ファンド創設 【クアラルンプル】上場を望まぬ、あるいは上場条件が整っていない企業に事業拡張資金を調達する新たな道を提供するため、マレーシア初の直接投資ファンド“マレーシアン・キャピタル・ベンチャーズ(MCV)”が10日発足した。 MCVのアブドル・ラシド・フセイン会長によると、一部の企業は資本の10%の拡張を欲しているが、クアラルンプル証取(KLSE)の規定では資本金の最低25%を公開せねばならない。MCVはこうした企業の需要に応じられる。4億2500万Mドルの同ファンドは不動産を除く、ほとんどの領域の主に民間企業に投資される。マレーシアにおける一般のベンチャー・キャピタルは少額、未開発領域のスタートアップ投資、マネージメントに対する比較的大きな影響力、2~3年の中期投資を特徴とするが、MCVは一般に経営には積極的にタッチせぬマイノリティー・シェア・ホルダーの役割を演じる。1企業への投資額は最大4000万Mドルまでで、10~40%のシェアを占め、投資期間は最大7年に及ぶ。MCVには被雇用者積立基金(EPF)、シンガポール政府投資会社GIC、米国拠点のヘルマン&フレッドマンが各1億2500万Mドル、ライシド・フセインBhdが5000万Mドルを投資する。またGICのテー・コクペン取締役によると、MCV自体は1企業に最大4000万Mドルを投資するだけだが、MCVのシェアホルダーは独自に不足分をトップアップすることができるという。(NST,BT:1/11)