1996-01-27 ◆<星>今年の昇給/ビジネス見通し共に横這い 【シンガポール】昨年第3四半期には雇用数と退職者の数が共に記録的な伸びを見た。 雇用調査会社レミュナレーション・データ・スペシャリスト(RDS)が昨年10月に109社を対象に調査したところ、第3四半期のリクルート総数は70%の急増を見、退職者の数も前期比30%拡大した。とは言え経済成長が9%に加速したにも関わらず、事業拡張のためのリクルートを予定する企業は43%と低水準だった。 今年の管理職の予想昇給率は前四半期と同じ6.5%で、非管理職のそれは前期の6.5%から6.2%に鈍化した。管理職の今年の予想可変ボーナスも前期並みの2カ月で、非管理職のそれは1.9カ月から1.8カ月にダウンしている。先行き(向こう6カ月)に楽観的な企業は前期同様全体の59%にとどまった。また求職者は将来性をより重視するようになっており、技能や経験修得の機会を提供する企業のリクルートは給与額に関わらず良好な成果を上げた。退職の主要な理由は修学/ライフスタイル、職場の将来性、給与、満足感の順だった。職業経験1年未満の者に対する求人が下降した反面、2年以上の経験を有する無資格労働者の需要が拡大した。各職種の年俸中央値は以下の通り。テクニシャン1万3500Sドル、生産労働者9050Sドル、店員1万3000Sドル、事務員1万3100Sドル、顧客サービス係1万1000Sドル、エンジニア2万7000Sドル、販売/市場担当管理職2万7300Sドル、不動産担当管理職2万7742Sドル、プログラマー・アナリスト3万550Sドル、総務管理職2万6000Sドル。(BT:1/26)