1996-02-02 ◆<星>台湾穀物輸入会社、輸送船2隻の登録準備 【シンガポール】台湾最大の穀物輸入会社ファー・イースタン・サイロ・アンド・シッピング・コーポレーション(FESSC)は既にシンガポールに完全子会社を設立、6隻の持ち船の内2隻をシンガポールで登録するとともに、資本金900万Sドルの合弁海運会社を設立する計画だ。 FESSCのアラン・チョウ課長によると、各7140トンの新造船2隻が3月と8月に日本からシンガポールに到着する。両船はシンガポールで登録され、他の4隻は台湾籍にとどめられる。当面経営は台湾から行われ、シンガポールの制度を十分理解した段階でシンガポール事務所を設ける。同社は昨年8月からシンガポール当局と接触、公認国際海運会社(AIS)スキーム等の研究を開始した。しかし、まだ同ステータスを取得していない。台湾からシンガポールに登録地を移すだけで1隻当たり年間20万米ドルの節約が可能で、この他、台湾政府は最近外国で登録された台湾人所有の船舶が台湾の港から大陸中国に直行することを認めている。 目下中国パートナーと交渉中の合弁海運会社の設立計画に関しては、中国/オーストラリア間の鉱石輸送が計画されており、インドネシアへの運航も検討されている。台中と高雄に4つのサイロ(年間合計33万トン)を設け、台湾の穀物輸入の80%を手掛けるFESSCは、その海運事業を穀物貿易から徐々に独立させつつあると言う。(BT:2/1)