1996-02-03 ◆<馬>今年はITスタッフの不足が深刻化 【クアラルンプル】マレーシアは今年以降情報技術(IT)人材の深刻な不足が顕在化する見通しだ。 マラヤ大学コンピューター科学IT学部のマシュクリ・ヤアコブ教授が最近KLで催されたITフォーラムで報告したところによると、70年代にはメインフレームやマイクロ・コンピューター用のアプリケーションやシステム・プログラムを作成できる人材が重視され、PC(パーソナル・コンピューター)が普及した80年代にはスプレッドシートやワードプロセッシングに関する知識が重要と考えられた。しかし1992年にWGMIT(ワーキング・グループ・オブ・マイクロエレクトロニクス・アンド・インフォメーション・テクノロジー)が実施した調査によると、最大の人材不足が報告された領域はシステム・デベロプメント(38%)で、テクニカル・サポート(27%)、システム・オペレーション及びマネージメント(23%)がこれに続いた。また通信技術とネットワーク・システムが急速に進歩する中でネットワーク・マネージメント技術も今後益々重要になる見通しだ。こうした需要に応じるためマレーシアの各大学は関係学部の定員を2倍に拡大しており、1995年のコンピューター・サイエンス専攻卒業者の数は2948人を数えた。同数値は2000年には4109人に拡大、またディプロマ所持者7185人も供給される。しかし依然として需要に応じることはできないと言う。(MBT:2/2)