1996-02-06 ◆<星>アズテクも3Dグラフィック市場参入 【シンガポール】地元マルチメディア企業アズテク・システムズは来月ハノーバーで開かれるコンピューター・ショーCebitに独自の3Dグラフィック・カード“3Dギャラクシー・マルチメディア・アクセラレーター”の試作品を出展、6月乃至7月には本格的出荷を開始する。 アズテク・スポークスマンによると、アド・オン・グラフィック・ボードにサウンド・カード及びMPEGビデオ機能も備えた新製品の価格はライバルのクリエイティブ・テクノロジーや米国ダイアモンド社のものより低めに設定されると言う。クリエイティブは昨年11月に他社に先駆け3Dブラスターを市場に投入したが、米国のダイヤモンドやジャズもほとんど同時に同様の製品を発売した。これらの製品は複数のアクション・ゲームとセットにして300~400Sドルで売られている。クリエイティブの3Dブラスターは486PC(パソコン)ベースで、現在主流のペンティアム・チップPC対応のものは今年半ばに発売される。そのこともあってか、売れ行きは今一つと、同社も認めている。アナリストは今年後半からこの種の製品がブームを呼ぶものと予想しているが、問題は各社の規格が区々なこと。例えばクリエイティブの3Dブラスター・ユーザーはダイアモンド社製エッジ3D対応のゲームを楽しむことができない。また、マイクロソフト・コープはウィンドウズ95のアップグレード・キッドに3Dグラフィック機能も追加する計画と言われ、そうなるとアド・オン3Dグラフィック・カードは不要になる恐れもある。オブザーバーはゲーム会社が全てマイクロソフト・スタンダードを採用するかどうかが問題で、ユーザーはいずれの製品を購入するか迷わざるを得ないとしている。(BT:2/5)