1996-02-16 ◆<馬>MPI、製缶会社JSW買収計画 【クアラルンプル】マレーシアン・パシフィック・インダストリーズBhd(MPI)はジョイント・スチール・ワークスSdn Bhd(JSW)の全発行株式を4000万Mドルで買収する計画だ。 中立のアドバイザーを務めるアマナ・マーチャント・バンクBhdがMPIの少数株主に提出した報告書によれば、4000万Mドルの買収価格は8倍の株価収益率(PER)に相当し、クアラルンプル証取(KLSE)上場の包装/印刷・紙製品銘柄の22.1~91.9倍に比して、割安となっている。また売り手のホンリョンCo(M)Bhdは向こう3年間、毎年少なくとも500万Sドルの税引き前利益を保証している。MPIは売り手に対して額面50Mセントの自社新株714万3000株を1株5.60Mドルで発行、支払いに当てる。これによりMPIの払込資本は9964万4000Mドルから1億480万7000Mドルに拡大する。マレーシアの包装産業の市場規模は20億Mドルで、毎年二桁成長を遂げており、JSWの買収はMPIの事業に一層の展望を与える。 MPIは傘下に段ボール、デュープレックス・ボード・ボックス、集積回路、半導体装置、電子部品、高・低密度ポリエチレン、ポリプロピレン製品、工業用ペーパーバック、缶の製造や投資事業を手掛ける子会社を擁する持ち株会社で、96年6月締め年度に7842万3000Mドルの税引き前利益を見込んでいる。またJSWの買収が実行されれば、税引き前利益は8094万2000Mドルに拡大すると言う。(MBT:2/15)