1995-02-14 ◆<星>繊維業界、今年も厳しいビジネス環境予想 【シンガポール】シンガポールの繊維業界は今年は更に大きな挑戦を受けそうだ。 シンガポール繊維衣料製造業者協会(TGMAS)のパトリック・リー会長がTGMAS主催の旧正月パーティーで語ったところによれば、昨年も同業界の生産は下降線を辿り、年初11カ月の国産繊維製品輸出は12億8000万Sドルと、前年同期比9.8%縮小した。原料供給の縮小に伴うコスト高に直面する国内繊維業界は、海外需要の改善も期待できない状況にある。しかし輸入割り当て制度の透明度が増す中でコスト管理はやりやすくなっており、また域内貿易の拡大で、流通や製造面でシンガポールの有利な立地条件を生かすことも可能である。シンガポール業界はミドルマンや研究開発サービス提供者の役割を務めることもできる。今日シンガポール業界が海外に設けた工場施設は70を数えるが、こうした状況は更に拡大する見通しと言う。(ST:2/13)