1996-02-26 ◆<星>松下寿、HDD製造設備拡張も 【シンガポール】クアンタムのディスク・ドライブ(HDD)製造業務を全て引き継いだ松下寿は遠からずシンガポールの製造施設を拡張することになりそうだ。 クアンタムのデービッド・ロークリフ市場担当取締役がST紙の電話インタビューに応えたところによると、松下寿のシンガポール、日本、アイルランドのHDD工場は四半期ベースで700万ユニットの製造能力を有するが、クアンタムの現在の580万ユニットの製造規模は四半期ベースで8~10%の成長を見ており、松下寿は遠からず製造能力の限界に達する。製造業務の拡張は日本かシンガポールで行われるものと見られるが、コストや部品メーカーとの距離を配慮すれば、シンガポールの設備が拡張される可能性が大きい。当面日本におけるデスクトップPC(パソコン)用ドライブの製造業務が全てシンガポールに移転され、日本サイドはより大容量のドライブの製造に専心するものと見られる。松下寿のジュロン工場の設備能力には依然ゆとりが有ることから、シンガポールにおける製造施設の拡張が行われるとすれば、1年後乃至それ以降になるという。(ST:2/24)