1995-02-14 ◆<馬>取引所、続々ディリバティブ新商品導入 【シンガポール】マレーシアの金融市場は近く新商品を続々導入する計画で、搖籃期のディリバティブ(派生的金融商品)市場が急速に離陸しようとしている。 クアラルンプル・オプション金融先物取引所(KLOFFE)は今年第3四半期に株価指数先物を、クアラルンプル商品取引所(KLCE)子会社のクアラルンプル先物市場(KLFM)は同じ時期にクアラルンプル銀行間出し手金利(KLIBOR)をベースとした短期金利先物を、またクアラルンプル証券取引所(KLSE)は年内にカバード・ワラントを、それぞれ導入する。業界筋は「これらの新商品が同時に導入されれば、ファンタスティックな金融・資本市場が誕生する」、「投資家はより幅広い投資手段を手にすることができる」、「国際ファンド・マネージャーがアジア市場に強い関心を示している時だけに、マレーシアはこうした趨勢をリードできる」、「ファンド・マネージャーは株価指数先物でポートフォリオをヘッジでき、地元投資家は投機の手段を得られる」等と概して歓迎しているが、「機関投資家の基金の主要なプロフィールは株式、債券、キャッシュで、仮に株式にヘッジが必要なら、債券やキャッシュに転換するだろう」と懐疑的な者も有る。(BT:2/13)