1996-02-27 ◆<比>フィリピンは最良の投資地:タン・ユー氏 【マニラ】台湾、フィリピン、中国、米国、カナダに跨る不動産王国アジアワールドを築いたタン・ユー氏はフィリピンが最良の投資地と語る。 同氏は1972年に台湾進出を図ったが、それは当時台湾経済がブームだったためで、その後大部分の時間を台湾で過ごし、フィリピンでの生活には5%の時間を費やすに過ぎなかった。しかし今では台湾とフィリピンでほぼ同じ時間を過ごすようになった。投資優先順位はフィリピン、台湾、中国、米国で、ラモス大統領統治下のフィリピンは最も明るい展望を備えていると言う。 同氏は過去を振り返り、最初の100万ドルを稼ぐのに最も苦労したと語る。13歳で学業を終え手荷物運送係からスタートしたタン氏はTシャツ売りで幸運を掴み、17歳で最初の100万ドルを手に入れたと言う。それから繊維事業に手を染めたが、最も興味があったのは不動産で、繊維事業は兄弟に委ね、不動産ビジネスに専心した。一般の不動産デベロッパーは取引の前に実地見聞するが、同氏はむしろ地図を眺めると言う。タン氏によれば、最も重要なのはロケーションだが、実地視察しても土地以外には何も目にすることができない。このため同氏は地図上で当該地とその他の諸々のものとの距離を計算し、判断を下すと言う。 アジアワールドは目下フィリピンにおいて、☆マニラのオフィス/住宅タワー建設、☆マニラ湾に面した埋立事業、☆北部フィリピンFugaアイランドにおけるリゾート/自由貿易工業区の開発の大型プロジェクト3件を手掛けている。(BT:2/26)