1996-02-29 ◆<星>昨年12月の製造業成長率8.7% 【シンガポール】シンガポールの製造業生産は昨年12月に8.7%の成長を見、通年の成長率は10.3%となった。 経済開発局(EDB)が27日発表したところによれば、12月の成長は主に電子、機械、電子関連部門(金属組立製品/プラスチック製品等)に牽引された。しかしながら12月の成長率は10月の10.8%、11月の15.9%を下回った。12月には製造業生産の42%を占める電子部門が最高の22.1%の成長をマーク、通年の成長率も19.2%と、製造業のトップを占めた。ディスク・ドライブやその他のコンピュータ関連周辺機器に対する海外の強い需要が同部門の成長の原動力となった。しかし消費用電子製品部門は需要減退に加え、製造拠点を国外に移転する企業が増えたため、引き続きマイナス成長を記録、また製造業部門第2位の比重を占める運輸機器製造業の通年の成長率は1.2%にとどまった。航空工業の生産微増は海事部門、取り分け造修船業のマイナス成長により相殺された。石油精製部門も域内同業者との競争過熱や精製マージンの縮小により、通年で2.1%のマイナス成長を記録した。(ST,BT:2/28)