1996-02-29 ◆<馬>セルコムと外国企業との提携交渉大詰めに? 【クアラルンプル】セルラ・コミュニケーション・ネットワーク・マレーシアSdn Bhd(セルコム)は外国企業3社と大詰めの提携交渉を進めている。 消息筋によると、セルコムはトランスミッション・ネットワーク、付加価値サービス、国際ゲートウェイ・サービス等の領域の強化を目指している。これらの業務は現在同社の営業額の10-15%を占めるに過ぎないが、この方面の技術/ノーハウを有するパートナーを得ることにより、その貢献率を50%に引き上げることができる。資本参加を得る形でのタイアップの可能性が高く、その際のシェア売却価格も重要だが、何よりもサービスと収益の向上に寄与し得る有能なパートナーを得ることがより重視される。 セルコムも親会社のテクノロジー・リソーシズ・インダストリーズ(TRI)筋もコメントを控えているが、3社中の1社は大手のリージョナル・テレコミュニケーション会社、他の2社は民営化された某国のナショナル・キャリアーで、ナショナル・キャリアーの1社は固定式電話網に、もう1社は付加価値サービスに長じているとされる。業界筋によれば、セルコムがドイツ・テレコムとの交渉を進めていることは公然の秘密で、後者は12億~13億Mドルでセルコムの20%のシェアを買収する意向を表明していると言う。これらの内1社との交渉がまとまればセルコムは外国パートナーと資本提携する第2のマレーシア通信会社となる。これ以前にはUSウェスト・インクがビナリアンSdn Bhdの20%のシェアを買収している。(MBT:2/28)