1996-03-14 ◆<馬>政府、プルワジャの債務返済引受:副首相 【クアラルンプル】マレーシア政府は国営製鉄会社プルワジャの全ての債務返済を引き受けるが、内部監査が完了するまでは新規金融ファシリティーの組成は奨励しない。 アンワル副首相兼蔵相はプルワジャがバンク・ブミプトラ・マレーシアBhdを通じ12億5000万Mドルのローン返済のため日本輸出入銀行に接近を図っているとの報道に触れ、以上の考えを語った。それによると、プルワジャの全ての借り入れや返済スケジュールはこれらが政府により保証されたものであることから、履行される。会計監査会社、プルワジャ、そして大蔵省は、目下バンク・ブミプトラや日本輸出入銀行を含む全ての金融機関と折衝しているが、これは政府の保証を履行する上で重要なプロセスと言う。 また被雇用者積立基金(EPF)がプルワジャに対する6億Mドルの新規ローン提供を引き受けたとの報道について、アンワル副首相は、それは現時点では適切とは思えないとコメントした。それによると既存債務の処置を検討している時であり、同問題が解決するまでは、プルワジャに新規借款を提供することは奨励されないと言う。 プルワジャの新経営陣の依頼を受けたクーパーズ&ライブランドがプルワジャは返済能力を喪失しているとの報告を行ったことから、一般は大きなショックを受けた。政府やプルワジャ経営陣は、これ以前に1988年の救済と財政再編を経てプルワジャは経営を建て直し黒字を回復したと発表していたためで、アンワル副首相は同報告を受けた後、改めてプライス・ウォーターハウスに再監査を委託した。プルワジャの累積赤字は24億9000万Mドル、負債総額は57億Mドルと伝えられている。(BT,ST:3/13)