1996-03-16 ◆<馬>首相、今月末に豪州訪問 【キャンベラ】「マハティール首相は今月末、12年振りにオーストラリアを訪問、両国関係の劇的な改善を先触れする。」オーストラリアのジョン・ホワード首相は14日、以上の消息を発表した。 マハティール首相はニュー・ジーランド訪問の途時、3月25日にストップオーバーのためダーウィンに立ち寄り、アレクサンダー・ダウナー外相と会見、また29日の帰国に際してブリスベーンに立ち寄り、ホワード首相と会見する。リチャード・ウールコット前外務次官が最近特使としてクアラルンプルに派遣され、歴史的なブリスベーン会談をアレンジしたと言う。 ポール・キーティング前首相は最近、「アジアの指導者はホワード首相やティム・フィスチャー副首相の類の政治家を相手にしない」と酷評したが、ホワード首相はこの日の記者会見の席上、首相就任当初にマハティール首相の意見を傾聴できることを極めて重視していると語った。APEC首脳会議への出席を拒絶したマハティール首相に対するキーティング前首相の「頑迷」発言を巡り、1993年に両国関係はほとんど決裂寸前に立ち至ったが、キーティング前首相が謝罪、今年1月にはマハティール首相の招きでキーティング前首相はKLを訪問していた。しかしマハティール首相は、オーストラリアはアジアの一員ではないとして、バンコクにおける亞欧首脳会議へのオーストラリアの参加を阻止した。(ST:3/15)