1996-03-23 ◆<比>政府、付加価値税修正問題で下院と攻防 【マニラ】フィリピン大蔵省は21日、税制再編に伴う財政破綻の悪夢を回避するため、下院と最後の攻防を展開した。 フィリピン政府は税制の簡素化と政府財政の基盤強化を目指して今年1月に拡大付加価値税(EVAT)制度を導入したが、各方面の不満が高まる中で、下院はEVATばかりでなくVATも対象とした税制改革案を立案した。こうした中でロメオ・ベルナルド蔵相は下院に対し、仮に同修正案が可決されれば、政府が目指していた80億ペソの歳入増がフイになるだけでなく、170億ペソの歳入減を招くとのメモを書き送った。大蔵省官員によると、VATとEVATによる今年の税収は720億ペソと見込まれていたが、修正案が通過すると、同税収は500億ペソに縮小すると言う。(ST:3/22)