1996-03-25 ◆<馬>クォク氏、香港TVE公開買付条件補強 【香港】マレーシアの実業家ロバート・クォク氏に率いられる香港のサウス・チャイナ・モーニング・ポスト(ホールディングズ)(SCMP)は先週木曜、香港のメディア/不動産会社TVE(ホールディングズ)株主に対する公開買付条件を、これまでのSCMP1株に対しTVE2株から、SCMP11株に対しTVE20株もしくはTVE1株につき現金2.75HKドル、あるいは両者のコンビネーションに改めた。 これはショー・ブラザーのルンルン・ショー氏の対抗買収提案に対応したもので、アナリストらはショー・ブラザーがその買収条件を現在のTVE1株につき2.55HKドルから2.85HKドル以上に引き上げるものと予想している。プライムイースト証券によれば、同価格は1株当たり3.15HKドルのTVE資産評価額を10%下回っている。ショー・ブラザーはクォク氏のケリー・グループと同じ34.9%のTVEシェアを握っている。クォク氏が公開買付を提案した動機に関してはアナリストの意見は一致しておらず、クォク氏が支配権益掌握を欲していると見る者がいる反面、クォク氏は最終的に自身の持ち株をショー氏に売りつける計画と見る向きもある。(BT:3/23:SEAnews月報2月号P.94参照)