1996-03-26 ◆<星>ピコ・アート、香港証取上場目指す 【シンガポール】シンガポールのマーケッティング・コミュニケーション、展示サービス専門会社ピコ・アート・インターナショナルはその資産の80%を香港拠点の系列会社ピコ・ファー・イースト・ホールディングズに注入し、香港証取への上場を図る。 ピコ・ファー・イーストはこのほど、その株主に4億2000万HKドル(S$7700万)の同買収計画の承認を求めた。それによると、同じピコの社名を有し、それぞれ東南アジア/欧州と東北アジアを拠点とする展示デザイナー2社の合併は、より強力な国際グループの形成につながると言う。チア・ブラザーにより1970年に屋外広告専門会社として設立され、75年に展示場デザインと建設市場に進出したピコ・アート・スタジオは、今では世界の22都市にオフィスを設け、1500人以上のスタッフを抱える多国籍企業に成長している。同社は今日、展示場デザインや建設事業の他、催し物プロモーション、博物館/特設展示場/エンターテイメント事業の組織と管理、オーディオ・ビジュアル・サービス、マルチメディア事業、内装、小売店舗のデザイン等に進出、さらに子会社のミーティング・プラナー及びマジック・ランド、そして貿易開発局(TDB)との合弁会社インタートレード・ホールディングズを通じて、それぞれ会議/展示会の運営、テーマ・パーク開発/レジャー施設の管理、展示施設の開発も手掛けている。昨年10月末締め営業額は9000万Sドルで、向こう5年間に年率20%の成長が見込まれている。同社は1990年にシンガポール証取(SES)への上場を棄却され、今回は香港証取への上場を目指している。(BT:3/25)