1996-03-26 ◆<馬>LIKOM、大手PC企業とODM契約交渉 【ハノーバー】ライオン・グループ傘下のLIKOMコーポレーションSdn Bhdは国際的なPC(パソコン)製造会社と独自開発したオール・イン・ワン・マルチメディアPCの国内及び国外における販売に関する契約交渉を進めている。 ライコムのラット・ビンカム重役(COE)が先週、ハノーバーのCeBITコンピューター・ショーの会場で語ったところによると、交渉相手は世界のトップ10に数えられるPCメーカーで、年間2万5000台のライオンピューター・マルチメディアPCをODM(オリジナル・デザイン・マニュファクチュアー)方式で納入しようと言うもの。これらのPCは当面マレーシアで販売され、その後ASEAN市場の開拓が図られる。同社は既に2カ月にわたり交渉を続けており、1カ月以内にお妥結する見通しだ。当該PCは90/120/133MHz(メガヘルツ)のペンティアム・プロセッサーを搭載している他、6倍速CD-ROM、15インチ・カラーモニター、28.8kbps(キロ・ビット毎秒)のFAXモデム、16ビット・サウンド・カード、内蔵スピーカー付きで、TVチューナーとリモコン装置はオプション。同社は昨年、この100%メードイン・マレーシアPCを完成したが、既に欧州のPCバイヤーから注文がよせられている。ライコムは今年はPCモニター150万台、ライオンピューター10万台、インテル100MHz486x4PC2万4000台の出荷を見込んでいる。この他、同社は28.8kbpsのFAXモデム、サウンド&テレフォニー・カード、サウンド・カードの製造を手掛け、8倍速CD-ROMドライブの生産も開始した。同ドライブは月間5万台の製造が目指されている。また来年のモニター生産は年間300万台に倍増する見通しだ。(コンピュータイムズ:3/25)