1996-04-04 ◆<星>ブルジャヤ、パークウェイ支配目指し布石 【シンガポール】マレーシアのブルジャヤ・グループ Bhdは最近数週間に1700万Sドル以上を投じてシンガポールのパークウェイ・ホールディングズ株を440万株ほど購入しており、これにより持ち株比率を9.3%に拡大した。1株当たりの買収コストは平均4Sドルとなる。 ブルジャヤは昨年12月、パークウェイの13%のシェアを買い取ることでインドネシア華人スカムト・シア氏と合意に達しており、同契約が実行される今年6月までに同社のパークウェイ持ち株比率は22.4%になる。観測筋によれば、ブルジャヤはパークウェイの持ち株を公開買付義務が生じる25%を僅かに下回る24.9%まで増やすものと見られ、その時点で、ブルジャヤのビンセント・タン重役(CEO)がパークウェイ取締役会に加わるものと予想される。 両社はヘルスケア事業で手を結ぶものと見られ、パークウェイがペナンとクアラルンプルの病院2軒の権益をブルジャヤ傘下の上場会社ホスピタル・パンタイBhdに注入する交渉も進められているようだ。ホスピタル・パンタイは新株を発行し、パークウェイが同社の主要株主となる。これに伴いパークウェイのトニー・タン重役(MD)がホスピタル・パンタイの取締役会に加わり、パークウェイのヘルスケア部門、グレンイーグルズ・インターナショナルがマレーシアにおけるホスピタル・パンタイ系列の全病院の経営にあたるものと見られる。 一方、消息筋によると、パークウェイはシンガポール国内と米国、英国、豪州に所有する非ヘルスケア不動産権益を一括処分するパッケージを準備中で、これにはシンガポールのパークウェイ・パレードとトレードマートも含まれていると言う。(BT:4/3)