1996-04-08 ◆<馬>鐘化、パハン州における事業拡張準備 【クアンタン】鐘淵化学工業は2億Mドルを投じて製造拠点を建設中のパハン州グブンにおける第2次事業拡張計画を準備している。 古田社長が4日催されたカネカ・エレクテク・ファクトリーの起工式の席上語ったところによると、グブン工業団地の39.2haの土地には更に多くの施設を設けるゆとりが有る。第1期計画ではカネカ・エレクテクのマグネット・ワイヤー工場とMBS(メチルメタアクリレート・ブタジエン・スチレン)工場が設けられる。今年10月に稼働予定の前者工場ではカラーTVやPC(パソコン)のデフリクション・ヨークに用いられるマグネット・ワイヤーが年間24万トン製造される。ポリ塩化ビニール樹脂の緩衝剤として使用されるMBSの年産能力は1万5000トンで、来年末に建設される。両工場を合わせた年商は1億4000万Mドルが見込まれている。 第2期拡張計画では年産3万6000トンのポリエチレンとポリプロピレン製造工場が予定されている他、合成繊維の製造が計画されている。鐘化が合成繊維を供給しているバビー・ドール製造元の米国メイテル・インクは、同社に東南アジアに合成繊維工場を設けるよう要請している。同社は現在日本で合成繊維を製造しており、またシンガポールにも工場を有するが、シンガポールの土地不足が同社の事業拡張を阻害していると言う。(NST,STAR:4/5)