1996-04-26 ◆<星>SGSトムソン、第2ウエハー工場建設決定 【シンガポール】フレンチ・イタリアン・チップ・メーカーのSGSトムソンはシンガポールに第2ウエハー工場を建設する方針を決めたようだ。 米国拠点のセミコンダクター・イクウィップメント・アンド・マテリアルズ・インターナショナル(SEMI)発行のインターナショナル・ファブズ・オン・ディスクによると、新工場はCMOS(コンプリメンタリー・メタル・オクサイド・セミコンダクター)技術を応用、1999年から8インチ、0.25ミクロンのウエハーを月間2万5000ユニット製造する。SGSトムソンはコメントしていないが、業界消息筋によると、新工場はアンモーキオの既存工場に隣接して建設されるビルと道路を隔てた向かいに建設されるビルから成り、道路を跨ぐブリッジにより両ビルをリンクすることが計画されている。SGSトムソンのパスカル・ピストリオ社長はこれ以前に新工場の建設コストを6億~10億米ドルと語っていた。観測筋はSGSトムソンはフランスにおけるもう1つのウエハー工場の建設案を発表後、シンガポールにおける新工場についても発表するものと予想している。同社はアンモーキオの既存工場の生産能力もこれまでの月間10万ユニットから7月までに13万ユニットに拡大する予定だ。パーソナル・コンピュータの需要軟化が伝えられる中で、SGSトムソンは新ウエハー工場計画の実行を決めたことになるが、SEMIのポール・デイビス副社長は半導体チップ市場は依然として年率21.3%の成長を遂げ、2000年には3000億米ドルに達するとし、シンガポール/マレーシアの半導体生産も1995年の12億米ドルから1997年の59億米ドルに拡大するものと予想している。同氏によれば半導体市場の成長には小休止はあっても、顕著な下降を見る恐れはないと言う。(ST,BT:4/25)