1996-04-26 ◆<星>IT輸出の売上/利益、共に下降 【シンガポール】シンガポール拠点の情報技術(IT)企業の中に、輸出額と輸出利益の下降を経験するものが増えているようだ。 シンガポール・コンピューター産業連盟(SFCI)の95年度調査によると、前年を上回る売上を記録した企業の比率は前回(93年)調査時の84%から72%に、増益を実現した者の比率も68%から62%に、それぞれ下降した。マージンの下降はコスト高と、投資回転期間の長い域内市場進出に伴うものと見られる。今年海外投資の拡大を計画するものは、国内投資の拡大を計画するものを上回った。また90%の者がピラシーと現地のビジネス慣行に対する懸念から、海外におけるビジネスに不安を抱いているが、依然として半数以上のものが中国は最大の潜在市場と指摘している。SFCI評議会のロビン・タン氏は海外市場進出は明瞭な潮流となっているとする一方、域内市場進出が進む中で、IT輸出の成長は鈍化するとの見通しを示した。(BT,LZ:4/25)