1996-04-27 ◆<印尼>合板価格さらに上昇:アプキンド会長 【シンガポール】インドネシアの木材産業を支配する木材協会Apkindoの会長を務めるボブ・ハッサンこと鄭建盛(テイ・キアムセン)氏によると、合板価格の値上がりは今年一杯持続するものと見られ、輸出も拡大する見通しだ。 アジア・ペーパー96会議に出席するためシンガポールを訪れたハッサン氏によると、米国における合板価格は最近1立米当たり20米ドル上昇、500米ドルに達し、最大市場の日本でも20%の値上がりが生じている。日本では新たに150万戸の住宅建設が予想され、加えて内戦終結で170億米ドルの再建事業が進められているレバノンにおける需要も市況を支える見通しと言う。 1988-92年の間に年率200-300%の急成長を見たインドネシアの合板輸出は、800万-850万立米のレベルで過去2年間成長がストップ、輸出総額も93年の42億米ドルをピークに、94年の37億米ドル、95年の36億米ドル(予想)と下降線を辿ってきた。このため輸出ライセンスの発行を規制し、流通チャンネルに統制を加えるアプキンドに対し国内ばかりでなく、日本や韓国の輸入業者からも批判が高まっていた。しかしハッサン氏は、日韓の輸入業者や投機筋は商売の足を引っ張る自分を憎んでいるだろうが、アプキンドはインドネシア合板業界の健全な成長に貢献してきたとし、今年は価格の改善傾向が持続するだけでなく、輸出ボリュームも拡大するとの見通しを語った。(BT:4/26)