1996-05-21 ◆<星>造修船業況、下半期に回復:閣僚 【シンガポール】シンガポールの海事産業は過去数年にわたる不振から抜けだし今年下半期には上昇基調を回復する見通しだが、受注額やマージンが1991年以前のレベルに回復する可能性はない。 テオ・チーヒアン環境開発相兼第2国防相は18日、シンガポール・テクノロジーズ・シップビルディング・アンド・エンジニアリング(STSE)のトゥアス造船所開所式の席上以上の見通しを語った。それによると米日欧の企業は、景気不振から支出削減に努め、特定の造船所をひいきにするようなことがなくなった。このためシンガポールの造修船業界は中東や東アジア諸国の同業者との厳しい競争に直面している。シンガポールの造修船業界はこうした環境に共同で対応し、生産性や競争力を高める方策を研究する必要がある。シンガポール海事工業協会は目下政府と協力して、複数の競争力強化策を推進している。 STSEは、アジア経済の急成長に伴うコンテナ輸送需要増から、域内投資の可能性を探り、パートナーを物色しているが、域内の造修船会社は経営ノーハウや先進技術を必要としており、STSEは同機会を利用できるはずと言う。(LZ:5/19,ST:5/20)