1996-05-28 ◆<馬>KLIA高速鉄道計画に第3のパートナー 【クアラルンプル】クアラルンプル市内の新セントラル・ステーションと新クアラルンプル国際空港(KLIA)を結ぶ快速鉄道計画にアブラル・グループ・インターナショナルが加わることになった。 タブン・ハジ・テクノロジーズとYTLコープはコンソーシアム(60:40)を組織し、昨年末に政府と仮契約を結んだが、ブミプトラの参画拡大を望む政府の意向を受けて、アブラルの参加が決まった。タブン・ハジ・テクノロジーズとYTLが各40%、アブラルが20%出資する合弁会社エクスプレス・レイル・リンクSdn Bhdが設立され、総理府経済計画局(EPU)とプロジェクトの詳細を詰めているもようだ。ドイツのシーメンスAGが技術支援を引受け、BOT(建設/経営/引渡:コンセション15年:工期24カ月)方式により、1998年の英連邦競技会以前の開通が目指される。バンダル・タシ、プトラ・ジャヤ、サラ・ティンギの3駅も建設され、シーメンスは車両、電気施設、機械、通信機器、その他の機材を供給する。列車は2万5000V(ボルト)の高架ケーブルから電力の供給を受け、最高時速160キロで走行する。建設費は当初17億9000万Mドルと見積もられていたが、計画の手直し等で20億Mドルを超過する見通しだ。パートナーらはイスラム式ファシリティーを通じて必要資金を調達する計画で、イスラム金融専門のアブラルはこの方面で主要な役割を担うものと見られる。(NST:5/27)