1995-02-23 ◆<星>投資家及び政府投資会社がAドルを投げ売り 【シドニー】シンガポール投資家、取り分け政府投資会社GICが過去1週間にわたりオーストラリア・ドル(Aドル)を投げ売りしており、当地の外為ディーラーらを懸念させている。 シドニー・モーニング・ヘラルドが報じるところによれば、GICは米国拠点のインベストメント・バンクを通じてこれまでに3億~5億Aドルを売ったものと見られ、ディーラー筋もそのすさまじさに唖然としている。Aドル相場に対する主要な懸念は政府の予算赤字で、当初150億Aドルと予想されていた赤字は今では260億Aドルに上方修正されている。赤字拡大が予想される主因は輸入の拡大と輸出減退だが、見通しの立たない旱魃の影響も懸念される。Aドルの軟化は株価にも影響を及ぼしているが、今週末に発表される同国の最新経済報告により、こうした傾向にブレーキがかかれば、と期待されていると言う。(BT:2/22)