1996-06-07 ◆<柬>政府、水力発電用ダム計画2件の実行目指す 【シンガポール】カンボジアは10億米ドル相当の水力発電事業2件を実行に移すべく準備している。 カンボジアのイット・プライン工業(電力)担当国務相によると、カムポット省のカムチャイ川における120MW(メガワット)の発電事業はカナダ企業ハイドロ・ケベックが事業化調査を進めている。BOT方式により12-18カ月以内に着工し、2003年までの完成が目指され、コストは2億8000万米ドルと見積もられている。 もう1つのプロジェクトはクラチェ省内のメコン川本流に465MWの発電施設を建設すると言うもので、コストは7億米ドルと予想されている。政府はフランスから提供される500万フラン(S$160万)の援助資金で事業化調査を進める計画だ。当初3000MWの発電が可能なダムの建設が計画されたが、環境に対する影響を配慮し、縮小された。 またコンポン・スプー省のストゥンシュラル川には当初オーストラリアが1100万米ドルを投じて11MWのダム建設を約束していたが、同国が撤退したため、カンボジア政府は目下代わりの投資家を物色していると言う。(BT:6/6)