1996-06-10 ◆<馬>バクン・ダムの電力供給だけでは依然不十分 【クアラルンプル】サラワク州のバクン水力発電プロジェクトのみでは、マレーシアの急増する電力需要を満たすことはできない。 バクン・マネージメントSdn Bhdスポークスマンによると、マレーシアの電力需要は現在の7063MW(メガワット)から2000年までは年率8%、その後10年間も年率7%の成長が見込まれ、2000年にはピーク時に1万448MW、2005年には1万6389MWに達する見通しだ。しかし電力の安定供給を確保するには需要を35%上回る供給能力が必要とされ、2000年時に1万4105MW、2003年時に1万8532MW、2005年時に2万2124MWの発電能力を確保する必要がある。バクン・ダムの発電能力は1771MW、年間平均1万6785MW、内1600MWが半島マレーシアに、100MWがサラワク電力公社(SESC)に供給される。残りの71MWは送電時の損耗分。バクン・ダムは2003年には半島マレーシアのピーク時の需要1万3727MWの12%をカバーすることになると言う。(MBT:6/8)