1996-06-14 ◆<馬>Adtranz、アジア鉄道市場に注目 【ベルリン】ABBダイムラー・ベンツ・トランスポーテーションGmbH(Adtranz)はアジア鉄道市場が急速に欧州に次ぐ重要市場に成長するものと見ている。 Adtranzのカール・バグネル社長兼CEOがベルリン近郊のHennigsdorfでアジア人記者に語ったところによると、このため同社はアジア太平洋地域の全ての国に子会社もしくは支店を設ける計画だ。今年1月にスイス拠点のABBアセア・ブラウン・ボベリLtdとドイツのダイムラー・ベンツの鉄道事業部門が合併(50:50)して成立したAdtranzの昨年度受注額は50億ECU(1ECU=US$1.3)、手持ち契約額は89億ECU、この内アジア太平洋地域における手持ち受注額は10億ECUにのぼる。これらにはクアラルンプル及びシンガポールにおける軽便鉄道や中国のメトロ上海ライン1プロジェクトが含まれる。同社は現在世界の鉄道市場の11%のシェアを握っているが、年率9%の営業額の成長を達成、2000年には年商50億ECUを目指すと言う。(MBT:6/13)