1995-01-09 ◆中国、対<星>原油委託精製継続 【シンガポール】石油製品価格が原油価格に歩調を合わせて回復していないにも関わらず中国はシンガポールにおける原油の委託精製を継続する方針だ。 中国国営貿易会社Sinochem(チャイナ・ナショナル・ケミカルズ・インポート&エクスポート)のシンガポール駐在幹部が6日語ったところによれば、同社は市場におけるプレゼンスを維持する上から今年も原油精製量を縮小しない。委託精製交渉はスムーズに進んでいる。今日精製手数料は一般に1バレル当たり1.50~1.60米ドルと言う。シノケムはシェル及びモービルのシンガポール製油プラントに合計日量1万8500バレルの原油精製を委託しているが、内シェルとの1万3000バレルの精製契約は今月期限切れとなる。モービルとは四半期ベースで最大50万バレルの精製契約を結んでおり、業界筋によるとこちらも第1四半期中に期限を迎える見通しだ。 一方、石油貿易会社は軽油の予期せぬ高価格に驚いているが、今日の価格水準は少なくとも更に2週間は持続する見通しだ。シンガポール産軽油の1バレル当たり20~30セントのプレミアムはなお暫く維持できそうだが、2週間後については設備拡張を終えた韓国のプラントからの追加供給や昨年末以来途絶えていた地中海諸国からの供給の再開が予想されると言う。(ST,BT:1/7)