1996-06-25 ◆<星>STとの合併に伴いピデムコ取締役全員辞職 【シンガポール】最近シンガポール・テクノロジーズ・グループ(ST)により合併されたピデムコ・ランドの7人の取締役は9月初旬に開かれる年次総会で全員辞職し、新たな経営陣に道を譲る。 ピデムコのホン・ハイ会長は先週土曜地元紙のインタビューに応じ以上の消息を語った。同会長は顧問として暫くピデムコにとどまり、スムーズな業務引き継ぎを確保する。ピデムコもSTも政府投資会社タマセック・ホールディングズの完全子会社だが、先週タマセクはピデムコ持ち株を、ST傘下のSTプロパティー・インベストメンツに移転した。STインベストメンツ子会社のSTプロパティーズのリュー・マンリョン社長がピデムコの新最高経営者(CEO)に就任している。積極的な多角経営を進めるSTグループはヘビー・ウェイトの不動産子会社を傘下に収めることを希望、42億Sドルの資産を有する姉妹会社ピデムコの吸収合併を1年ほど前から準備してきた。これまでピデムコは持ち株会社タマセクの傘下にあったものの、タマセクは直接業務にタッチせず、ピデムコ取締役会の自由裁量が認められていた。しかしSTグループの傘下に入って以後はSTのコーポレート・カルチャーを反映した業務展開が図られねばならず、取締役会の役割にも変化が生じる。こうしたことから既存取締役は全員辞職し、新経営陣に道を譲る方針を決めたと言う。(ST,LZ:6/24)