1996-06-26 ◆<星>蘇州工業パーク、払込資本倍増し計画加速 【シンガポール】蘇州工業パーク(SIP)の開発を手掛けるチャイナ・シンガポール・スーチョー・インダストリアル・パーク・デベロプメント(CSSD)はその払込資本を1億米ドルに倍増するとともに、新たに1億米ドルの借款を調達、開発計画を加速している。 去る四月にCSSDの舵取りを引き受けて以来初めてシンガポール紙のインタビューに応じたデービッド・リム最高経営者(CEO)によると、SIPにはまもなく24社が入居する他、経済開発局(EDB)は各1億米ドル以上の新プロジェクト2件を誘致するパイプを敷いており、また米国コングロマッリット2社がCSSDのシンガポール側コンソーシアムに加わる見通しだ。 リム氏は、「EDBのCSSDへの直接参加は決してプロジェクトに問題が生じたためではなく、プロジェクトの成功を意味する。我々は順風に乗り、現在の弾みを維持する必要がある」と強調した。リム氏はこれ以前にはシンガポール港湾局(PSA)のCEOを務めていたが、EDBがシンガポール側コンソーシアムの23番目の株主になったのを機に、CSSDの舵取りを引き継いだ。同氏によるとEDBの参加により、SIPの民間プロジェクトとしての性格に変化は生じず、ケッペル・コーポレーションは引き続き指導的役割を担っていく。ISPの規模が拡大し、複雑化する中で、より緻密で高度なノーハウが必要になっており、そのことがEDBの直接参加の主要な原因になった。シンガポールの他の旗艦プロジェクト、例えばバタム工業団地は500ha、無錫工業団地は1000haであるのに対し、SIPは70平方キロに及ぶ。SIPは向こう20年間に36万人の労働者を含む人口60万人のタウンシップとなると言う。(ST,LZ:6/25)