1996-07-02 ◆<星>IBM、ホームPC市場シェア挽回に自信 【シンガポール】世界ホームPC(パソコン)市場におけるライバル、コンパックのシェアが15.7%から20%に飛躍する中で、IBMのシェアは昨年末の9.5%から今年第1四半期末の5.3%に下降したが、IBMは既にホームPC市場主流への復帰の過程に有ると言う。同社は2カ月前にAptivaホームPCの新製品をASEAN市場に投入、その他のホーム製品も続々発表すると宣言した。 IBMグループのロバート・スティーブンソンPC担当副社長によると、2000年には世界のハードウェアー市場の85%をPC及びPCサーバーが占め、またネットワーキングやシステム統合等、企業のPC関連支出が、PCそのものへの支出の4倍に達する見通しだが、IBMはこれれのビジネスのほとんど全てを手掛ける。IBMは世界的スケールでこの種のビジネスを展開するが、市場シェア拡大のために利益を犠牲にするようなことはない。IBMは昨年末にホームPCを含む消費者市場を担当する専門部門を設置した。スティーブンソン氏はシンガポールを拠点にASEANにおけるAptivaの市場戦略を練っている。Aptivaは米国においてはガレージの自動開閉、TVセットや照明の制御等に利用され、好評を博したが、シンガポールでは一般のテレコミュニケーション需要に応じられるようフォーン・リンク機能が追加される。同社は6カ月ごとにApttiva新製品を市場に投入、当初計画を遥かに上回る速度で市場の変化に対応していくと言う。(BT:7/1)