1996-07-02 ◆<星>シスコ、アジア売上400%アップ 【シンガポール】カリフォルニア州サンノゼ拠点のインターネットワーキング会社シスコ・システムズのアジア売上は1996年6月末締め年度に400%の成長を達成したもようで、同社はアジア市場開拓に益々力を入れる方針だ。 シスコ幹部が先週リッツ・カールトン・ホテルで催された同社主催のシンポジウム“ネットワーカーズ・アジア96”の席上明らかにしたところによれば、96年6月期の同社営業額はほぼ40億米ドルに達し、アジア売上はその4分の1、したがって10億米ドルをマークしたものと見られる。3年前にアジア市場に進出したばかりの同社にとって、これは特筆に値する成果と言える。1993年当時同社はシンガポールに1人、香港に2人の駐在員を配置していたに過ぎないが、今では150人がアジアの14事務所に勤務している。目下同社は中国北東部、韓国、インド、ベトナム、ミャンマーにおける新オフィスの開設を検討している。目下インフラ施設が開発されているアジアでは、既にインフラが整備され、過去の遺産に縛られた欧米におけるよりも、迅速にビジネスを進めることができる。また域内諸国政府のインターネットワーキングに対する認識も高く、この種の技術を利用して競争力強化を図る域内諸国政府とのビジネスの機会は計り知れない。シスコの強味は如何なる大企業にもエンド・ツー・エンドのソルーションを提供できること。同社は顧客がそのビジネスの過程で何を管理したいと考えているかを見極めることを、最も重視し、単なるネットワーキング専門家以上のものを提供するよう努めていると言う。(BT:7/1)