1996-07-05 ◆<印尼>インフレ鎮静、貿易収支黒字縮小 【ジャカルタ】ハルモコ情報相が3日月発表した月間経済データによれば、5月の物価は前月比0.07%ダウン、昨年同月比7.5%の上昇にとどまったものの、4月の貿易収支黒字は3億6620万米ドルと、前月の4億7750万米ドルから下降した。 5月のインフレ率は証券会社アナリストらが予測する今年通年の7.5-8%の範囲に収まっている。特に前月比マイナス成長は、洪水に伴う年初以来の食品の値上がりが鎮静しつつあることを示している。 一方、5月の非石油産品輸出は30億1000万米ドルと、前月の29億9000万米ドルを僅かに上回ったにとどまった。インドネシアの非石油産品輸出は、合板、繊維、履物等の輸出が近隣諸国との厳しい競争に直面、1994年以来ほとんど成長していない。石油/ガス輸出も含めた総輸出は41億米ドルと、36億米ドルの輸入額を上回ったが、同輸入額は前月の34億6000万米ドルを上回っている。インドネシアの96/97年度経常収支は、国内総生産(GDP)のほぼ4%に相当する88億米ドルの赤字が予想されている。(BT:7/4)